巽孝之氏による【これ錬咤鴇泙任呂覆ぁ?2006年度ティプトリー賞選考経過報告】(0:30-2:00)。

今年、日本人で、しかも男性でありながら、英語圏のフェミ系文学賞であるジェイムズ・ティプトリー賞の最終選考委員になった巽氏、あちゃらの文学賞の実態はどうなのか、といった事務的なプロセスから、候補作紹介、交わされた論戦の数々を次々披露。その、実りは多いが苦労も多い、内幕の大暴露大会である(^^)。


ふっふっふ。だいぶ溜まっていたんですね>巽センセイ。


まー一般メディアでは、あたりさわりのないところが情報公開されるものですから、そういうのでは聞けない、マニアックで秘密たっぷりの臨場感あふれるヤバイ話がいっぱいでた(^。^)
オタクのハッテン場たるSFセミナーの、しかも、うぶなよい子の寝静まった夜中でなければダメでしょう、という大人企画だけあって、まー論争慣れしたお国の(しかもフェミ前提だよん、うはは) 理想からボロクソの罵詈雑言まで、楽しく噴出。
この企画にあわせて制作されたジェンダーSF研究会の会誌ティプトリー賞戦記』も販売され、それにも収録できなかった、巽先生の英文の手紙の数々がレジュメとして配られ、ヤバイ話に華をそえた。(しかし、銀河一あこぎなティプトリー・オークションって、赤字救済オークションが名物のガタコンなみ?……笑)
なんつーか確かに知的なんだけどさ、おバカと言えばおバカな企画で、これを楽しめるババア大人に育って、おいらはホントーによかったと思いましたね。