2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

テクノゴシック

サイバーパンクの国で、小谷真理「テクノゴシック」昨日から発売。 四六判上製/304ページ、 定価:2,940円(税込) 2005年8月30日第一刷発行。 発行元:ホーム社。発売元:集英社。装丁はミルキィ・イソベさん。ペヨトル工房の本が復活したみたい。メタリッ…

台風様ご到着予定

夕方頃、いらっしゃる、というお知らせがやってくる。 窓をあけて遠くをみると、膝から下だけちょこっと見えた。「どこにお泊まりなの?」と巽先生。 「ハトヤかなー」とわたし。「勢力以前として強し」のお知らせがくる。お泊まりして、すこし精をぬかれると…

『ハイドゥナン』を読んでいたら、マッドサイエンティストのことが出てきて、人ごととは思えませんでした。

マッドサイのうちあげ

夕刻より、マッドサイエンティスト・カフェという風俗店の宴に行く。 風俗店なので、なかのことはくわしくは書けないのだが、世界征服のためのさまざまな企画が行われている。 宴では、博士とメイドと若旦那と着物ガールのひれふすなか、おお! 野望に萌える…

ワールドコンを欠席してしまった友人から

「2007年には日本にいきたーい」などなど。 たくさん撮った写真や映像を処理する。 ちなみにロンドンの地下鉄で撮った写真に妙なモノは映っていなかった。 ゴーストには嫌われているのかも。

ワールドコンでドラゴンといっしょに配線怪獣と闘った企画者から健闘を称えるメール

「来年もLACONでがんばろう」っって、来年もやるのかよー。

ハニバル・レクター博士からの熱い手紙二通。

「わが友よ、キミのオルガスマシーン好きにはいたく感銘をうけたよ、同封したのはあまりにも破廉恥な内容で英語圏では掲載できなかった短篇だ、たのしみたまえ〜、ワハハハハ」とかなんとか。

英国旅行のあとしまつ

帰国して早々、大量のメールが異次元から届いている。

弁当日和

パディントン駅からヒースロー空港までエクスプレス。ところで数日前から英国航空ではストライキが決行されていた。 ケイタリング会社のリストラに同情した従業員の一斉ストである。 ケイタリング会社関連のことなので、機内では水しかでないところもあった…

ピカデリー正午

ピカデリーサーカスのエロス像の下でリチャード・コールダー氏と待ち合わせる。 とても大柄な紳士が現れて、とつぜん、世界がバンコクになる。ちゃのみい。 ゲイ・ストリートとして名高いコンプトン・ストリートのLion Cityでタイめし。 そのあと、フォービ…

オトランド城の天使

オトランド城のあるストロベリーヒルへ行く。 ウォータールー駅でミートバイを買って、電車のなかで食べる。オトランド城ツァーすばらしかったのだが、さて帰ろうという段になって……ストロベリーヒル駅に電車が来ない。 発着を示す電光掲示板も無言。……。ま…

オックスフォード・ファンタジー

パティントンからオックスフォードへ電車で行く。 二等席にしたら、こんでいた。 11時、本屋ブラックウェルでランカスター大学のトニー・ピンクニー教授と会う。 テリー・イーグルトンのお弟子にして、ここの卒業生である教授の専門は、ウィリアム・モリス。…

列車のアクシデント

午前中、ベイカー街221番地Bに行き、帽子を買う。巽先生の撮影会。 午後、ウィリアム・モリスのレッドハウス訪問するため、電車でBexleyheathへ。 3:30PMよりツァー。美しい!Bexleyheath駅にもどってみると、アクシデントのため、電車が遅れているという。 7…

ロンドンの吸血鬼たち

午後ロンドン・サウス地区の調査からもどり、いよいよロンドン・ヴァンパイア・グループの月例会に行く。店は、オックスフォード通りの、Ben Crouch Tavern。夜八時を回っても、まだ明るいロンドン繁華街。 店に入ると、一瞬吸血鬼ではなくて、SFおたくの集…

次元移動

妖精世界アバディーンからスチームパンクのロンドン・ガトウィック空港へ。 ガトウィック空港からエクスプレスでビクトリア・ステーションへ。 そしてタクシーでホテルへ。妖精世界からスチームパンクに移動したので、コンピュータの接続にやや手間取る。夜…

レンタカー恨み節

シスルホテルで朝飯。 ホテルのインフォの指導で前夜から路駐していたうちの車は、また駐禁の紙をはられてしまう。 ホテルに苦情を言ったら、罰金をはらうことをすすめられる……? そんなことができるか、といきり立つ我々、駐禁の申しひらきのため、アバディ…

エジンバラで駐禁

ホテルですすめられたグラスゴーの音楽パレードを観てから、エジンバラへ。 エジンバラ観光。すばらしい! しかし、村祭りの初日なのでめちゃくちゃこんでいる。パーキング・エリアでチケットを買おうとしたら、上限一時間までとある。 仕方がないから一時間…

【今年の感想】

今年はユーロコンと合同の大会だったせいか企画内容がとにかく高度。でもイギリスの作家も少なかったし、アメリカの大会と違ってアンチアメリカ色がそこはかとなく漂っていたりして、いろんな意味で考えさせられました。 がそれを含めてもとても充実したいい…

【パーチー】9:00pm〜

ヒューゴー賞を獲れなかった人のための残念会があるので、ヒルトンホテルに出かける。 例年は次のワールドコン主催者が主催する権利を持っているパーティーなのだが、今年はニッポン2007とLACONと合同パーチーとのこと。 しかし入口で、招待状がないと入れま…

【ヒューゴー賞授賞式】

ヒューゴー賞の授賞式が神殿で行われたので見に行くと、お祭りはエスカレートしていた。 シャーマンや魔女や科学者たちが神様と混じっているうえに、ニューマン神とマコーリー神が漫才をしていた。 これをまぶしいと言わずしてなんとする。 さらに光が増した…

【夕メシ】

日本料理屋へ行くと、SFファンたちが太鼓をたたいたり、笛をふいたりしながら、タイカレーを食べていた。 よく見たら、そこは日本料理と中華料理とタイめしの合併店だった。

【Is the Future Non-Western?】2:00pm〜

人が多すぎて入りきれないパネルに無理矢理潜り込む。非白人系地球人の熱気で、地球温暖化現象がさらに促進される。ノルウェーの女性翻訳家、マレーシア人と結婚した女性作家、オーストラリアの社会学者、デンマークの男性作家、日本のSF&ファンタジー評論家…

【マスカレード】

夜マスカレードの見物に行ったら、すでに宴の中休みに突入していた。 次に特別コスプレ企画である、北米VS 欧州の「コスプレの鉄人」が始まった。五人一組のチームがその場にある材料を使ってモデルにコスプレさせるというもので、持ち時間が四十分。アポロ…

【シティ・マーチャントで夕メシ】

ニューヨーク・レビュー・オブ・サイエンスフィクションの神様たちとはちあわせをして、あるいは牡蠣でいっぱいの店になってしまう。

【Comics are for Girls, Too】4:00pm

ティーンズ向けの企画。みんなで神様礼拝儀礼について熱心に討議する。 ひとりが日本のハギオ神様への礼拝を始めると、海外での神様の礼拝が紹介され、みんなで祈りをささげた。 敬虔なとてもいい儀式だった。

【Feminism as Setting】 12:00 Noon-

宇宙の各地からフェミさんが集まってきたパネル。 司会のアン・ゲイが、「それではフェミニズムの定義はなんでしょう?」とみんなに質問した。 「SFの定義とおんなじで答えられるわけがないじゃんか」とジャスティン・ラーパレスティアがつっこんで、受けまく…

【ジャパン・パーティ】9:00pm〜

ヒルトンホテルのボール・ルーム3で、日本のワールドコン実行委員会のジャパン・パーティがあるので来てね、と誘われ出かける。 行ってみたら、来年のワールドコンの主催者であるLACONと合同のパーティになっていた。 赤木博士がふたごみたいなメイドロボと…

【The Uplift War : Foundation and Empire】7:00 pm-

SF大会にはなにを着ていくべきなのか? というパネルに行く。 みんなが胸をもちあげたり、もちさげたり、なでおろしたり、なでまわしたりしながら、議論が加熱して、だんだん胸の種類が増えていった。女装の男性の胸もたくさん見た。みんなすごく真剣に胸を上…

【5 Anime Films You Shouldn’t Watch】3:30pm-

ティーンズ向けの企画で、赤木博士とロンドン・アニメ・クラブのドラゴンが、それぞれアニメを五つ選んで紹介する、という内容。 ドラゴンに乗ってさっそうと表れた赤木博士、配線のなかからとつぜん怪獣が表れてしまったため、闘うことに。あたりは一面配線…

【Introduction to Japanese Science Fiction】noon-

恒例の日本パネルに行く。 今年、星雲賞の伝達式がヒューゴー賞授賞式の前座ではないため、伝達式もセットで一時間。 おそろしいことに、場内は満席で立ち見がでていた。 しかもどんどん人が増えていく。最初に浅草の芸者遊びのスライドが流されていたので、…