東京SF大全 絶好調

来年のTOKON10の自分的なテーマは、東京SF。

好きなSF作品であれ、ファンを育んで居場所を提供するファンダムであれ、ジャンルSFにおける東京を再考しよう! というのだろう。
ファンダムの記録もぼやぼやしていると喪失するから、今からちゃんと記録を残す努力をしよう、と、小生もヘンリー・ジェンキンズの本を横目で見ながら画策中。
そんななか、はやくもTOKON10実行委員会公式ブログで、一ヶ月前から、一の付く日に"たらいまわし"(←リレーの意)コラムシリーズが更新されている。


題して、東京SF大全。


東京がでてくるSFを毎回取り上げている。執筆者は、日本SF評論賞の受賞者やSpeculative Japanの面々。みんな初々しい筆致だ。

よく知っているはずの話なのに、えっ! と思うよな斬新な切り口だったり(宮野さんの高田馬場の回はビックリだった)、まったく知らない作品だったり。 その書きぶりをみていると、昔の同人誌ノリというか、ある種の熱気が感じられるのだ。

この間、一の付く日になったちょうどその時刻に、「さすがにこんなに早く更新はなかろう」と高をくくりながら見に行ったら、もう更新されていた。
すげえ。