人類にとって文学とはなにか?+SFセミナー合宿編

kingyo112007-05-02

4月29日のイベント・レポ。
上記は、紀伊國屋創立八十周年記念シンポジウムのテーマです。

すごいですね〜、人類、ときて、文学、ですよ。

今時大上段な構え方? とも思うけど、実はそれほど遠くない過去、小松左京御大が、筒井康隆氏ほかのSF作家のかたたちに同じ質問をし答えをせまっていたその場に、たまたま居合わせたことがありました。人生の文学とはなにか、文学とは必要なのか、というのが、いまや御大の最大の関心事なのかな、と未だ衰えない探求心に吃驚したものでした。
リタイアってのが絶対ありえないのが御大の凄さです。


というわけで、今回のシンポジウムも小松御大の問題設定から展開していったのでしょうが、いや〜おもしろかった! 
けっこう硬いテーマ設定と思えたのに、お客さんの入りもまずまず。ちょっと一安心。あとで聞いたら、九州からわざわざ来た人もいたそうで、吃驚。

シンポは一時半開始。