台湾のクィアSF

神奈川近代文学館で、台湾SFに関するイベントがある!

その名も「越境しあう台湾と日本の文学」

http://www.kanabun.or.jp/0b00.html

   
□2009年9月19日(土)
 対談=劉亮雅(台湾大学教授)・小谷真理(評論家)
 「台湾のクィア文学と日本のSF、クィア、ファンタジー
 ■時間=14:00開演(13:30開場)
 
□2009年9月20日(日) 講師=紀大偉(作家)
 「台湾文学とセクシュアリティ
 ■時間=14:00開演(13:30開場)

■会場=神奈川近代文学館 展示館2階ホール(定員各日220名)


作品社からでている<台湾セクシュアル・マイノリティ文学>全四巻もとてもおもしろい。

紀大偉作「膜」は、『攻殻機動隊』とも連動する未来のサイボーグSFとのふれこみだが、スタイルはアンナ・カヴァン『氷』みたいな私小説との混淆のアヴァンギャルド身体改造や母娘問題、海中都市再考など、各トピックも非情にわかりやすく思弁性に富む。

台湾セクシュアル・マイノリティ文学[2]中・短篇集――紀大偉作品集『膜』【ほか全四篇】 (台湾セクシュアル・マイノリティ文学 2)

台湾セクシュアル・マイノリティ文学[2]中・短篇集――紀大偉作品集『膜』【ほか全四篇】 (台湾セクシュアル・マイノリティ文学 2)